Activity Report

活動レポート

令和7年度 総合防災訓練に参加しました

2025年11月13日

令和7年11月8日に実施された香川県の総合防災訓練に、笑顔の架け橋プロジェクトも参加しました。この訓練は、南海トラフを震源とする大規模地震を想定し、防災機関の連携強化、自主防災組織の育成強化や県民の防災意識の高まりを目的としています。

香川県知事も巡視されたこの訓練は、約500名が参加する大規模なものです。

プロジェクトメンバーは、会場となった高松市生島町の香川県消防学校で自主防災組織を中心とした避難所設営訓練に参加しました。

自衛隊ヘリによる救助訓練も🚁
電気自動車で給電準備

今回の訓練では、県内各地からの参加者と協力し、段ボールを用いたブースの組み立てや避難所受付の実践を行いました。簡易トイレや女性専用の着替えスペースの設置も実施し、避難所運営に必要な環境整備を体験しました。受付訓練では、発熱者専用スペースへの誘導や、DWAT(災害派遣福祉チーム)による要配慮者への聞き取りと対応方法を学びました。

訓練を重ねる中で、自主防災組織や地域住民、さらには地域の小学生との円滑な連携が進み、地域全体で防災力を高める重要性を実感しました。

県内各地の参加者と協力して組み立てます
避難所受付訓練のロールプレイングに参加

また、笑顔の架け橋プロジェクトが訓練のために準備した電気自動車「bZ4X」2台を使った電力供給を実施しました。参加したプロジェクトメンバーは「車両から電力を供給できることで、災害発生時のライフライン確保に貢献できます。電気自動車は排ガスが出ないので、避難所での電力供給に適しています」と話していました。

香川県オールトヨタは2021年9月に香川県と災害時給電協定を締結しています。

今回の訓練では、実際の避難所を想定し、車両からの給電を実演することで、災害時に車両が「動く電源」として地域の生活を支える重要な役割を果たすことを確認しました。また、地域住民や関係機関との連携、情報共有、迅速な判断の必要性を改めて認識しました。

協定に基づく活動を継続的に支えるためには、一人ひとりの防災意識が不可欠です。日頃から自らできる備えを考え、行動に移すことが、地域の安心・安全につながります。

今後も地域の防災力向上に寄与できるよう、取り組みを進めます!

令和7年度 総合防災訓練の様子は、西日本放送11月25日(火)22:54~(よる10時54分~)のテレビ番組「笑顔の架け橋プロジェクト」で紹介されます。ぜひご覧ください!