Activity Report

活動レポート

「もしも」に備える警察官~災害救助活動を安全に~

2025年10月16日

今回は、高松市多肥下町の香川県警察本部 機動隊へ伺いました。警察官を対象とした「災害救助活動におけるハイブリッドカー等取扱安全セミナー」を開催するためです。

このセミナーは、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社高松支店が取り組む地域貢献活動で、笑顔の架け橋プロジェクトも共催としてお手伝いするものです。

現在、新車販売におけるハイブリッドカーの割合が5割を超え(2023年時点)、災害救助活動時の取り扱いが課題になっています。救助にあたる警察官に感電などの二次災害をおこさず安全に活動してもらうためのセミナーに、笑顔の架け橋プロジェクトはハイブリッドカーを4台用意しました。

セミナーの前半は、ハイブリッドカーの特徴や救助活動の注意点などについての座学の時間。

講師は、あいおいニッセイ同和損害調査株式会社 中四国技術調査部 高松調査グループの尾崎英児グループ長
参加したのは香川県警の若手警察官42名。真剣に耳を傾けていました

その頃、駐車場には香川県オールトヨタの整備士4名とトヨタハイブリッドカー4台が到着していました。

セミナー後半の実車講習に備えて待機中

座学を終えた参加者が集合し、実車講習が始まりました。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 中四国技術調査部の毛利之彦次長から説明がありました
4台のトヨタハイブリッドカーを順番に見ていきます

香川県オールトヨタの整備士4名は、参加者からの質問に答えていました。

「電動パーキングが入った状態の車をけん引するには?」「どのヒューズを外せばいいですか?」など、具体的な質問が出ていました
実際に事故や災害の現場で活動することをイメージして、みなさん積極的!

実車講習を終えた参加者からは、「車両の内部をこんなに詳しく見たのは初めて」「実物に触れたことが良かった」「今後に生かせると思う」といった声がありました。

日頃から地域の安心安全を守り、ひとたび事故や災害が発生した際には最前線で対応する警察官が、講習会や訓練で研鑽を積んでいる姿は頼もしく輝いていました。笑顔の架け橋プロジェクトとして、警察官が任務を安全に遂行するためのお手伝いができて光栄です!

香川県警察本部機動隊での「災害救助活動におけるハイブリッドカー等取扱安全セミナー」の様子は、西日本放送10月28日(火)22:54~(よる10時54分~)のテレビ番組「笑顔の架け橋プロジェクト」で紹介されます。ぜひご覧ください!