大規模災害発生に備える 〜香川県警交通対策訓練〜
2026年9月10日
「防災の日」の9月1日、香川県警による大規模災害を想定した交通対策訓練が、JRAウィンズ高松 第2駐車場と隣接する県道で行われました。

この夏も、日本各地で大規模な災害が相次ぎました。ニュースで、道路が陥没したり冠水したりして、交通まひが起こった様子をご覧になった方も多いと思います。
日々の暮らしに車が欠かせない車社会の香川県。災害時には、道路の損壊、停電による信号機の停止、渋滞などが起こり、交通が混乱することが予想されます。そのような事態を避け、迅速な人命救助、スムーズな物流を維持することが大変重要です。
そこで今回、笑顔の架け橋プロジェクトでは、香川県警が行う「大規模災害発生に備えた交通対策訓練」に協力しました。

訓練で使用する車を提供
前列奥から、RAV4(ガソリン車)、
ヤリスクロスとアクア
(ともにハイブリッド車)
後列奥から、RAV4とプリウス
(ともにプラグインハイブリッド車)

まずは、災害時に緊急車両などの通行を確保するための訓練です。実際に県道172号線を使い、検問を想定して行いました。やってくる車を一台ずつ停止させてドライバーに声をかけます。緊急通行が認められる「標章」を持っているか、通行の目的は何かを尋ね、通す必要があるかを判断します。また、現場で標章を交付することになった場合の手順についても確認していました。





続いて、災害時の停電で信号機が使えなくなった場合を想定し、外部電源を使って信号機を復旧させる訓練です🚥 実際に峰山口交差点の信号機を使って行いました。
ここでは、プラグインハイブリッド車のRAV4を電源として活用します。




一連の作業はスムーズに進み、訓練は10分程度でした。その間、プラグインハイブリッド車からの給電で、信号機をしっかり点灯できました。
最後に、ハイブリッド車のアクアとヤリスクロスを使って、電動車の構造についてレクチャーが行われました。
このレクチャーは、「あいおいニッセイ同和損害保険」が取り組む地域貢献活動で、昨年に引き続き(詳細はこちら)、笑顔の架け橋プロジェクトも共催としてお手伝いするものです。


電動車には高電圧バッテリーが搭載されています。災害時に車の不具合が起こった場合のために、高電圧配線の位置や、安全に電力を遮断する方法などを確認しました。「やってみたい人!」との声掛けに、大きな声で返事をして手を上げる若手警察官の皆さん。積極的な姿勢が印象的でした😊

香川県警交通規制課の斎藤亮 課長補佐からは、「大規模な災害は、いつどんなところで発生するかわかりません。平素からの備えが非常に大切です。今回の訓練は、有事の際に即座に対応するスキルを向上させる目的で行いました。警察だけでできることは限られておりますので、笑顔の架け橋プロジェクトさんにご協力いただいたように地域の皆様と連携して、いざという時の訓練ができたことは大変有意義だったと思っております。また、若手の警察官の対応力を高めるには座学だけでなく、大勢で直接顔合わせながら訓練を行うことがとても重要です。このような取り組みを今後も継続していきたいと考えておりますので、引き続きご協力をお願いして行きたいです。」とのお話を伺えました。
整備士のプロジェクトメンバーは「訓練に初めて参加して、実際に国道や信号機を使って実践的に行っていることに驚きました。これまで、非常時を想定し、プラグインハイブリッド車を電源にして電気鍋でカレーを作ったことがありましたが、今日は、あんな信号機も動かせるんだと勉強になりました。自分自身の参考にもなりましたが、警察官の皆さんに、乗って移動するだけじゃない車の活用の仕方を知っていただく良い機会になったと思っています。車にはどんどん新しい構造や仕組みが出来ていますので、これからもこのような場を設けて、車についての知識をアップデートしてもらえたら嬉しいです。」と感想を話していました。
この日は晴天で、予想最高気温も36度と猛烈な残暑のなか、若手警察官の皆さんは、メモをとりながら真剣な眼差しで検問の手順や、信号機の復旧方法について確認したり、電動車についてより多く学ぼうと地面に手をついて車体の底面を覗いたりされていました。私たちの安全安心のため、「もしもの時」を見据えて地道な訓練を重ねてくださる警察官の皆さんの姿に、心から頭が下がる思いです🙇♀️
地域の安全を守る取り組みに、笑顔の架け橋プロジェクトとして少しでもお手伝いができたことを、メンバー一同大変嬉しく、誇りに思っております!